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 日経調査の上場企業の人事が評価する大学ランキングが発表されました。

 ランキングトップは北海道大学、続いて横浜国立大学、名古屋大学、京都大学、東北大学、広島大学、東京工業大学、九州大学、筑波大学、大阪大学が続きます。
 ランキング上位は実に11位まで国立大学が独占。大手企業人事でも、国立大の評価が高まっているのが読み取れます。
 特に旧帝国大学や、一橋大、東京工業大、横浜国大、筑波大、広島大、神戸大等の一定の学力が担保されており、かつ行動力や対人力でも評価の高いバランス大学が上位に食い込んでいます。

 東京外国語大学や千葉大学、滋賀大学といった有力大学もランクインしています。

 近年私大は、学力に依らない多様な入試形式を拡大させており、トップ私大の早慶はともかく、MRCH・関関同立クラス以下の私大では、とんでもない低学力の学生が多数散見されるようになり、大企業人事の評価でも、特に「知力・学力」面で私大の評価が低くなっています。MARCH・関関同立クラスは特に「知力・学力」での評価
このあたりが、私大がランキングが低い原因となっています一方で多様な入試方式でバラエティに富んだ人材を取り入れることで、学生の対人力や創造性は高まってきており、一概に多様な入試形式を否定してはならない事にも注意が必要



 サンプル数も少なめで、評価項目もやや曖昧な点もあるため、細かい順位をつけるようなランキングではありませんが、上場大手企業からも一定の高い評価が有る大学が読み取れるランキングとなっています。

企業が求めているのは、学力・行動力・対人力・創造性のバランスがとれた人材である事がわかります。
失われた20年で日本企業も国際競争力を大きく失ってきており、即戦力人材を求める傾向が年々高まっています。




日経調査・大企業の人事が評価する大学ランキング調査



日本経済新聞社と就職・転職支援の日経HRは、「大手企業の人事担当者から見た大学イメージ」の調査を実施。

調査概要としては、上場企業と一部の有力未上場企業の人事担当者に、採用した学生から見た大学のイメージなどを調査項目にしています。

総合ランキングではトップが北海道大学、次に横浜国立大、名古屋大、京都大、東北大などが続いており、上位11校すべてを国立大学が独占する結果となりました。


調査は各大学の学生のイメージについて「行動力」「対人力」「知力・学力」「独創性」の4つの側面で評価した。より多くの学生を評価するため、19年と20年の調査を合算して集計した。

トップは名門・北海道大学!あなたの大学は?



1-1

ランキングトップの北海道大は「行動力」「対人力」で1位、「独創性」で2位だった。
いずれの指標でもバランス良く評価されています。企業からの評価も高い大学です


知力・学力だけではなく、行動力や対人力、独創性で高い評価を得たことがわかります。


求められるハイレベルなバランス人材、人事からの評価高まる国立大


総合2位は横浜国立大学、3位は名古屋大学で上位にランクインしました。
2校とも学力的にはトップではありませんが、横浜国大は「行動力」「対人力」で2位、名大は「知力・学力」で2位で、両大学とも4側面全てで評価が高くバランスの優れた大学との評価でした。

総合トップ10は全て国立大学が占めた。私立大学では総合12位に早稲田大学、総合15位に慶応義塾大学が入った。早大は「行動力」で4位、慶大は「対人力」で3位だった。

私立大学は近年、学力に依らない入試形式を拡大させており、知力・学力に不安の有る学生がトップクラスの私大でも見受けられるようになってきている
企業側もそこは把握しており、特に私立大学は知力・学力面での評価の低さが足を引っ張った。一方で多様な入試方式でバラエティに富んだ人材を取り入れることで、学生の対人力や行動力、創造性は高まってきており、一概に多様な入試形式を否定してはならないと思います


また、「採用を増やしたい大学」では福岡工業大学が1位、文教大学や宇都宮大学が上位にランクインした。
回答された大学が分散したのか、この結果はイマイチよく読み解けない結果に。
福岡工業大学や文教大学、宇都宮大学がどれほど採用されたいと考えられているは大きく疑問です。

回答者の声としては、福岡工業大学には「学習環境が良く素直で、入社からの成長が早い人材が多い」(製造)などがありました。近年の理工系人材のニーズが高まっており、その流れを受けたか。

文教大学は小中学校の教員の養成に強みがあり、教員を目指す真面目な学生が多く、その大学カラーが評価されている模様。「真面目な人が多く、人の育成・管理に適している」(小売り)と評価する声があった。

3位に入った宇都宮大学には「我慢強く、誠実に物事に向き合う」(製造)との意見があった。ひたむきな取り組みをする学生が多いイメージを持たれているよう。

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■国際性の強いグローバル人材へのニーズ高まる!


注目している大学を最大5校まで聞いたランキングでは、上位にはグローバルで活躍できる人材の教育に力を入れる大学が入った。
特に日本人学生の英語力の弱さもあり、日系企業ではグローバル人材へのニーズが急激に上昇していますが、その供給が追い付いていません。

1位の国際教養大学は「国際感覚や自立している学生が多くいる」(製造)と、国際色豊かな環境が評価された。全ての授業を英語で実施し、外国人留学生との寮生活や海外留学など独自の教育で注目を集めている。
これだけの取り組みを受けている学生は、グローバルな仕事では即戦力人材として求められているよう。

2位は立命館アジア太平洋大学だった。
立命館アジア太平洋大学も、留学生比率が高く、グローバルな感性や人材の多様性を求める企業から急激に評価の上がっている私立大です。
学生の約半数は外国人留学生で、企業からは「多様な価値観を持ち、意見をはっきり伝える能力が高い」(卸売)と評価する声があり、外国人留学生に揉まれた経験が高く評価されています。


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